居抜き店舗 ブログ記事
テナントの電気容量は足りる?契約前に確認したい電気・ガス・給排水

テナントの電気容量は足りる?契約前に確認したい電気・ガス・給排水
—— 内装が気に入っても「設備容量」が足りなければ営業できません
テナントを内見するとき、
「広さもちょうどいい」
「立地もいい」
「家賃も予算内」
ここまで揃うと、契約したくなります。
しかし、店舗物件ではもう一つ重要な確認があります。
それが、電気・ガス・給排水などの設備容量です。
特に飲食店、美容室、サロンなど設備を多く使う業種では、容量不足によって想定外の追加工事が必要になることがあります。
電気は「コンセントがある」だけでは判断できない
内見時にコンセントがたくさんあっても、それだけで十分とは限りません。
確認したいのは、店舗全体でどの程度の電気を使えるかです。
例えば、
- 業務用エアコン
- 冷蔵庫・冷凍庫
- IH・電気調理器
- 電子レンジ
- 美容機器
- ドライヤー
- 給湯設備
- 照明
などを同時に使えば、かなりの電力が必要になります。
開業後にブレーカーが頻繁に落ちるようでは営業に支障が出ます。
電気容量を増やせるとは限らない
「足りなければ後から増やせばいい」
と思うかもしれません。
しかし、建物全体の設備状況によっては、希望する容量まで増設できない場合があります。
また、増設できても、
- 幹線工事
- 分電盤交換
- 電力会社との調整
- 建物側の工事
などが必要になり、費用が大きくなるケースもあります。
契約してから調べるのでは遅いということです。
飲食店ならガス容量も重要
飲食店の場合は、ガスについても確認が必要です。
特に火力を必要とする業態では、
- ガスメーター容量
- 配管サイズ
- 使用できるガス機器
- 都市ガスかLPガスか
などを確認します。
以前が軽飲食だった物件に、本格的な厨房設備を入れようとしても、現在の設備では対応できないことがあります。
給排水は「水が出る」だけでは足りない
美容室や飲食店など、水を多く使う業種では給排水も重要です。
確認したいのは、
- 給水管の位置
- 排水管の位置
- 排水能力
- 給湯設備
- 厨房まで配管できるか
- トイレとの位置関係
などです。
特に排水位置から離れた場所へ厨房やシャンプー台を作ると、床上げなどの追加工事が必要になることがあります。
居抜き物件でも安心しない
前の店舗と同じ業種なら、そのまま使えると思いがちです。
しかし、
前店舗では機器が少なかった
設備が古くなっている
新しく導入する機器の消費電力が大きい
など、条件は店舗ごとに違います。
「前も飲食店だったから大丈夫」ではなく、自分が導入する設備で確認することが大切です。
内装業者に契約前に見てもらう
設備について自分で判断するのは難しい部分があります。
可能であれば、契約前に内装業者や設備業者へ相談し、
「この物件で予定している店舗が作れるか」
を確認してもらうことをおすすめします。
図面だけでは分からないこともあるため、候補が絞れた段階で現地を見てもらうと安心です。
「工事できる」と「工事していい」は別
技術的に工事可能でも、貸主や建物側が認めていない場合があります。
例えば、
- 電気容量の増設
- ガス配管工事
- 排水工事
- 壁への穴あけ
- ダクト工事
- 室外機の追加
などです。
そのため、工事可能かどうかだけでなく、貸主の承認が得られるかも確認してください。
契約前チェック
設備を多く使う店舗なら、最低限こちらを確認しましょう。
- 現在の電気容量
- 容量増設が可能か
- ガスの種類・容量
- 給水・排水の位置
- 給湯設備
- エアコンの能力
- ダクト・換気設備
- 工事に貸主承認が必要か
そして、できれば使用予定の機器一覧も準備しておきます。
まとめ
テナント選びでは、見た目や立地だけでは分からない部分があります。
特に、
電気
ガス
給水
排水
換気
は、店舗を営業するための重要なインフラです。
物件を気に入って契約してから、
「電気容量が足りない」
「厨房を予定した場所に作れない」
「追加工事に大きな費用がかかる」
となると、開業計画そのものが狂ってしまいます。
設備を多く使う業種ほど、契約前に専門業者も交えて確認する。
テナント選びで失敗しないために、必ず押さえておきたいポイントです。




店舗探し
失敗しない店舗選び
店舗開業までの流れを
貸し店舗探し
【ネイルサロン】





